重度の適応障害

重度の適応障害

適応障害は、精神疾患ではありますが、よく知られている精神疾患に比べると比較的回復しやすいものでもあります。しかし、「回復しやすい」というのは、飽くまで早期に発見できた場合のことで、重度の適応障害まで悪化してしまうと、なかなか回復が難しくなってしまいます。

 

ここでは、適応障害が重度まで悪化してしまうケースについて考えてみましょう。

 

適応障害が重症化する場合

適応障害は、環境の変化や重圧などから感じるストレスに、心身ともに耐えられず、日常生活が円滑に行えなくなる病気です。

 

この性質から、患者さん本人や周囲が、嫌なことから逃げているだけだと判断してしまって、治療を行わずに、ストレスを感じながらも無理やり、その環境下で生活をするということがあります。

 

治療を行わず、且つストレスの原因を放置していると、重症化するのは当たり前ですよね。

 

この状態を続けると、重度の適応障害となってしまって、突然泣き出したり、やろうと思っても全然物事が手につかないといったようなことにもなりかねません。

 

適応障害は別の病気になる可能性が高い

最初は適応障害だったとしても、それが重症化してしまうと別の精神疾患を引き起こしてしまうことがよくあります。適応障害の治療を受けなかったり、治療がうまく行えていないと、うつ病や不安障害などといった、病気を併発するということは珍しくありません。

 

「適応障害」という精神疾患自体はあまり名前が知られていませんし、いまいちどういう病気なのかということが理解されにくいものではありますが、適応障害よりも長期化しやすいうつ病などを発症してしまう前に発見できれば、早いうちに回復しやすいでしょう。

 

適応障害を重症化させないためにも、憂鬱な気分や強いストレスを感じるというときには、早期に精神科での診断を受けることが重要なのです。

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