適応障害だと勉強ができないのか

適応障害だと勉強ができないのか

適応障害をわずらってしまうと、さまざまな心身症状がでてきてしまいます。やる気が出ないといううつ病のような症状も、その1つです。また、さまざまな体調不良になることもあります。

 

適応障害になってしまった学生さんだと、この症状のために、勉強がしたくてもできないという状況になってしまうこともあります。

 

ここでは、適応障害と勉強について考えてみましょう。

 

適応障害だと勉強ができなくなる?

適応障害になってしまうと、うつ病ではなくても、うつ病のような症状に悩まされる人もいます。やる気がでなかったり、集中できなかったりというような症状です。

 

これは、周囲から見ると、勉強が嫌で逃げ出しているように見えるかもしれませんが、そうではなく、本人には勉強をしなければならないという気持ちはちゃんとあります。したいとも思っていても、どうしても手につかなかったり、勉強をはじめても、なかなかはかどらなかったりするのです。

 

ですから、そういった症状も、適応障害の症状の1つであると言えます。

 

適応障害でも勉強をするべきか

しかし、現実には、学生で適応障害になった場合、勉強をしないと困るということもありますよね。

 

適応障害になってしまったのだったら、思い切って休学したり、受験生なら、受験を来年まで先送りし、治療に専念するというのも、1つの道です。

 

適応障害の症状が改善されれば、勉強もできるようになるからです。

 

あまり無理やりに勉強をしようとしたり、周囲がそう強制したりしても、成果はでません。はかどらないのに勉強をしても身につきませんし、そういうときは休んでしまっていいのです。

 

逆に休んでもいいのだと思うことで、勉強ができるまでに体調が回復することもよくあることです。