適応障害と一人暮らし

適応障害と一人暮らし

一人暮らしは家事も全て自分で行なわなければいけません。

 

ゴミの日も地域で決まった日に出す。制服やコートをクリーニングに出したり意外と面倒くさいことも1人でこなせば普通に生活ができますが、適応障害にななると一人暮らしをするのは少し大きい壁になっているかもしれません。

 

掃除ができない?ゴミが片付けられない?

適応障害の症状で総合失調症と似たような症状が起こると、家事はおろか部屋がゴミ屋敷になることがあります。

 

総合失調症の人は家事や子育てができない事例が報告されており、頭で分かっていても体が動けないという状態になっていることと、「家事はしなくていいよ。このほうが生活しやすいんだよ」という声が聞こえたから家事はしないという妻を映像で見たことがあります。

 

そこまではいかなくても家事が苦手、掃除も苦手と全くやらないという症状は適応障害者が一人暮らしの部屋の状況は汚い部屋である場合が多いのは、「家事がしたくてもできない」という状況かもしれません。

 

1人暮らしをしたほうが症状回復することも

適応障害の症状で部屋がゴミ屋敷になるケースを見てきましたが、次は症状の回復をするメリットもあるのです。

 

一人暮らしをすることで自分が住みたかった間取り、家具、インテリアなど自分が求めていた、お城を手に入れて新生活を維持するために仕事に励む原動力になる場合もあります。

 

適応障害のリハビリとしてあえた一人暮らしをするというのは勇気がいることですが、実家がストレスの原因であれば実家から離れるという方法は適応障害の治療の1つとして考えても良いと思いますし、「自分はこんなにもできるんだ。」と自信にもなるはずです。

 

どんな理由でも「自分らしく生きる」のが適応障害からの回復する目標なのですから。