適応障害の人はプライドが高いのか

適応障害の人はプライドが高いのか

適応障害になりやすい性格というものが存在しています。よく言われるのが、真面目で、責任感が強く、周囲の目を気にするというタイプです。

 

それでは、プライドが高いというのは、適応障害の人にあてはまるのでしょうか。ここでは、適応障害の人がプライドが高いかどうかについて考えてみましょう。

 

適応障害の人はプライドが高い?

適応障害になりやすい性格というのは、上で挙げたような性格です。そういった性質があるため、適応障害の人はプレッシャーに弱く、責任のある立場というものが苦手だったりします。

 

完璧にやりこなさなければ!と気負ってしまうということですね。そして、そうできない自分を許せないような反面を持っています。

 

これをプライドが高いというべきかどうかは、難しいところです。プライドが低い、高いに関わらず、責任や重圧、期待に応えなければという気持ちを持ち合わせている人はいますよね。

 

ですから、適応障害の人にプライドが高い人が多いというわけではないでしょう。

 

プライドが高くて適応障害になる場合も

とは言え、人の性格はさまざまですし、適応障害になる人の性格も千差万別です。ですから、適応障害になる人はプライドが高いというわけではありませんが、プライドが高い人もいるでしょう。

 

また、プライドが高いという人は、人に怒られたりするのが苦手な事が多いので、そういった側面が、適応障害のきっかけになってしまうこともあります。

 

例えば、上司からの指導が耐えられないというような場合です。指導は指導であって、責められているわけではなくても、苦痛を感じてしまうのです。

 

こういった場合は、性格が災いして、適応障害になってしまいやすいとも言えるかもしれません。