適応障害と子育て

適応障害と子育て

妻が適応障害になったら・・の延長です。適応障害になって子育てに影響を及ぼします。

 

ネットの掲示板を見ても「適応障害 育児、子育て」のキーワードが多く、想像以上に深刻なんだなと伺えます。

 

産後ウツ・産後クライシスに要注意

子育ては夫婦で協力するもの。と言っても四六時中、子どもと過ごす時間が多いのが妻です。

 

子育てから適応障害を引き起こしてしまう2つのポイントがあり、そのポイントが産後ウツと産後クライシスではないかと考えています。

 

産後ウツはその名の通り、出産してから慣れない授乳とオムツを取り換える日々が永遠に続くんじゃないかと思えるように、精神が病んでいく状態です。

 

その頃は家事やまともにできずに夫に小言を言われたりとストレスがたまりやすく、「誰も助けてくれない。夫は頼りない」とウツ気味になり、それが適応障害を引き起こしている可能性があります。

 

その時期の女性は出産を終えると女性ホルモンは急激に分泌を低下させ、だいたい6カ月をかけて体を戻すのです。

 

この間に精神的なダメージがあると子育てをしたうない。子どもが嫌い。愛情が持てなくなるんです。

 

その期間は、洗濯はコインランドリー、夕飯は宅配のお弁当とかで済ませしても夫は文句も言わないであげてほしいです。

 

産後クライシスと適応障害

産後クライシスとは出産から3年以内に起きる現象です。子育てに一番大切な時期に、夫が全く子育てに参加しない。1人でスキーに出かけた。また浮気・不倫をしたとか夫婦の仲が一気に冷めやすい時期と言われています。

 

妻から母へと子ども中心の生活にならざる得なくなるため、夫への面倒は後回し。

 

夫はそんな妻や子どもを見て家庭での孤立を感じ、夫が適応障害を引き起こすこともあります。

 

これは、どの家庭でも起こりうることであり他人事ではないということは知っておきましょう。

 

子どもを産むと妻から母へ考えかたも変わっていきますが、夫はいつまでま夫であり、人によってはまだ「息子」の立場のままなのです。

 

子どもを産んで妻は変わるのは当然のこと。夫のほうも理解をしてお互いにできる子育てを考えてみましょう。