適応障害と別居

適応障害と別居

別居のメリットとデメリット

別居というのは適応障害になりやすい原因の1つになります。適応障害は様々な環境の変化で起こりえる病気です。結婚、出産、引越し、離婚、別居、転勤、退職、離職、転職・・・などがらりと環境が変わるときに起こりやすい病気です。

 

結婚をして一緒に生活をしている事で、適応障害を起こすケースがあります。また、夫の祖父母と同居をする為に姑の小言がストレスとなり夫の実家から離れ別居をして適応障害のリハビリをすると言う事もあります。しかし、別居をしてから子どもと一緒に規則正しい生活が出来るようになり回復傾向に向かう事もあります。

 

しかし、別居はメリットもありますが、デメリットもあります。別居中のデメリットとしては、金銭面で二重生活になりますので金銭面で負担がかかります。その為、アパートの騒音がひどかったり、駅から遠いアパートを借りて通勤に時間がかかってしまったり、引越しの費用がかさんだりといった条件が悪いところに引っ越すケースもあります。

 

また、子どもが居る場合には子どもにも影響が出てしまう可能性があるので注意が必要です。子どもにとって両親が居るのが当たり前の環境が、別居する事によってどちらかの親がいなくなってしまうというのは、子どもにも大きなストレスがかかるということを忘れてはいけません。

 

適応障害で別居しているときの対応について

別居をしていて原因が取り除かれた事で、回復傾向にあるのであればお互いが冷静になった状態でゆっくりと今後について相談してみるのが良いでしょう。逆にデメリットが大きく、余計に症状が悪化してしまうと言う事であれば、別居する前の生活に戻してみるのも1つの方法です。別居をしてみて始めてわかると言う事もあると思いますので、1つの選択肢として捕えておくのが良いでしょう。