適応障害と毒親

適応障害と毒親

毒親とは

毒親とは子どもに対して過干渉であったり、育児放棄などによる児童虐待によって一種の毒のような影響を子どもに与える親の事です。母親の場合には毒母、父親の場合には毒父と呼ばれることがあります。

 

毒親になるチェックリストとしては、親の言うことは絶対であり疑問を投げかけたり、同意をしない事は許されない環境にあったり、親からの過剰な期待をかけられて強いプレッシャーとなっていたり、親がいると緊張してしまいピリピリしたり、親の言っていることが矛盾していて理解が出来ないまま規則を押し付けら得たりしている環境で育つ事です。

 

それ以外には親にほめられたりスキンシップを捕る事は殆ど無く、けなされていたり、親の前で怒りや恐怖、悲しみと言った感情を表す事を恐れたり、親にバカにされたり、やりたくも無いことを無理やりやらされたり、家族の中に愛情がなく温かい家庭の雰囲気ではなく、親を喜ばせる為にいい顔をしなければいけないと子どもに思わせてしまうような親は毒親といえます。

 

適応障害と毒親について

子どもの場合の適応障害は、自分が適応しようとしても適応できない局面に悩み苦しんでいるのです。毒親は自分の思うままに子どもが動かない事に腹をたてますが、親が無理強いをして学校にいかせようとしたり、非難したりするようなことを言わないようにしなければいけません。

 

毒親の行動や発言が、子どもの適応障害の症状を悪化させてしまう可能性があると言う事を覚えておかなければいけません。子どもは、頑張れといわれても頑張って期待にこたえようともがき苦しんでいるかもしれません。

 

頑張る事が出来ない、親の期待にこたえられないということから自分に絶望してしまったり、自己嫌悪に陥ったり、今いる環境が嫌になってしまったりするかもしれません。親は子どもの心の声を聞きだし、耳を傾け、根気よくみまもってあげるということが適応障害の子どもには大切な事です。