適応障害と別れ

適応障害と別れ

適応障害の人と付き合っていくために

適応障害は努力をしたのにも関わらず、おかれた環境にどうしてもなじめないといったことから発症します。外から見るとぼーっとしていてやる気がなさそうに見えてしまい、さぼっていたり甘えているという誤解も受けやすい病気です。

 

お付き合いをしている人が、不安定な言動やマイナス思考気味な発言をしていたら適応障害の可能性もあります。ストレスから離れているときには落ち着いているので、原因が仕事の場合には休日は元気で仕事終わりの日がぐったりしているかもしれません。

 

お付き合いされている方が適応障害を発している場合に、今まではメールの返信もきちんと帰ってきたし電話にも出ていたのに、返信がこなくなったり電話に出なくなったりということがあり、仕事に行きたくないなどと発言をしているのであれば適応障害の症状の可能性があります。

 

そうした場合、頑張りすぎた結果として心身に異常が出ている事を理解してあげなければいけません。

 

適応障害の人との別れ

適応障害は基本的には治る病気です。しかし、適応障害になったと言う事を本人が認めたくなかったり、精神病なんて心の弱い人間がなるんだろうとバカにしていた人が適応障害という病名を聞かされたとき、中々受け入れられないケースがあります。

 

そんな中で、お付き合いしているお相手に病名を伝えたところ、病気のことを理解しようと勉強してくれたり、色々気にかけて対応をしてくれたりすると本来であれば感謝しなければいけないことが、病人扱いされたと思い、余計に負担となってしまうことがあります。

 

仕事がストレスであれば、仕事のことには触れず自然にお付き合いをしていたかったのに病気があるということで必要以上に気を使われてしまうと心苦しく余計なストレスを感じてしまう人もいます。そうするとお付き合いしている相手と一緒にいる事が辛くなり「別れ」という手段を選択してしまうかもしれません。